咀嚼力をつけるには、子どものうちから…

国分寺・小金井市で、リラクゼーションと癒しを提供しているヒーリングサロン
スターヴィラ「さくらgarden」です。

 

今日は、普段私が気をつけていることについて書こうと思います。

皆さんは、食事について気をつけていることはありますか?

気をつけている方は、どんなことに気をつけているのでしょう?

食品の安全性ですか?
産地はどこかな?とか、添加物は含まれているのかな?とか。

または、脂質や糖質などのカロリーですか?

それとも、食べる量や時間帯とか?

私も、日々気をつけています。

私はいつからか添加物に体が反応するようになってしまい、どの添加物がダメなのかはまだわからないのですが、添加物が含まれた食品を食べると体がだるくなることがあります。ひどい時は、舌がピリピリして喉の奥が腫れます。

なので、日頃からなるべく無添加のものを選んで食べるようにしています。

皆さんも様々なことに気をつけていると思いますが、食事をする上で、特に気をつけてほしいと思うことがあります。

それは、何でしょう?

そもそも、私達は何のために食事をするのでしょうか?

生きていくために必要だから、ですよね。

それでは、生きていくために必要な食事をどのように摂取していくことが大切なのでしょうか?

それは、ズバリ!

咀嚼です。

皆さん、よく噛んで食べていますか?

食事の時に、食べ物を口に運んで口を閉じてから、今から何回噛んだら飲み込もう…とか考えながら、食べていますか?

そんなことは、考えませんよね。

私も考えません。

でも、私はよーく噛んでいます。

食べ物を一口、口に運んでから30回は噛みます。

たまに、急いでいてよく噛まずに飲み込んでしまうことがありますが、その時はとても落ち込みます。笑

だって、体に負担をかけてしまうからです。

皆さんはあまり気にしたことがないかもしれませんが、体に必要なものを体にどう入れるかも大切なことなんです。

食べ物を咀嚼して飲み込んだ後、それはまず胃に送られますよね。

胃は咀嚼物がくると胃酸を出して、それらを消化しようと一生懸命に働きます。

その後に腸で食べ物の栄養素が十分に吸収されるように、ドロドロになるまで細かく消化してくれるのです。

しかし、もし胃の中によく噛まずに飲み込んでしまった固形物が送られてきたら、どうなると思いますか?

胃はビックリして、もっと一生懸命に働きます。
でも固形物をドロドロにまで消化するのは大変で、胃も疲れてしまいます。

すると、ドロドロに消化されないまま腸に送られてしまうんです。

そうなると、今度は腸が大変ですね。

腸も消化液を出して、一生懸命に咀嚼物をドロドロにしようとします。

腸は栄養素を消化・吸収するところですが、消化に時間がかかると、栄養素を十分に吸収できないまま咀嚼物は排泄されてしまいます。

よく噛まずに飲み込むことは、体に負担をかけるだけではなく、栄養不良を招くこともあるので気をつけなければなりません。

そして、もうひとつ。

咀嚼は、体型にも関係しています。

よく噛まずに飲み込むことは、早食いにつながります。

早食いは、満腹中枢が満たされないままたくさん食べてしまう原因になります。

実際、私の周りの早食いの人は、皆食べる量が多いです。

胃に一度に沢山の咀嚼物が送られると、当然胃は重くなり下がりますよね。

それが、胃下垂です。

胃はとても伸縮性のある臓器で、沢山の咀嚼物が入ると、大きく伸びて下に垂れ下がります。

それは胃の下にある腸や、女性なら子宮や卵巣を圧迫して、下腹部が腸や生殖器官でキツキツの状態になります。

それらの臓器が骨盤の中にすっぽりと入ってしまうので、骨盤も開いてしまいます。

下腹部が圧迫されてキツキツの状態なので血流も悪くなり、腸や生殖器官の働きにも影響が出てきます。

胃が下がることで、ウエストが太くなる・下腹部が出るだけではなく、血流が悪くなり、それはさらに全身の自律神経にも影響が出てくるのです。

咀嚼をよくすることがどのくらい大切なことなのか、少しずつわかってきましたか?

怖い話ばかりではなく、良い話もしましょう(^ ^)

よく噛むことで、食材の旨味もしっかりと味わえるようになってきます。
そうすると、余計な塩分や糖分を摂らずに済みますね。

奥歯でしっかりと噛むことで唾液がたくさん出て、消化を助けてくれます。

噛むことで脳の血流も良くなり、脳が活性化されます。

でも、今から急に咀嚼回数を増やすのは、難しいことかもしれません。

それが原因で食べることがストレスになってしまったら、私は悲しいです。

無理なく、出来ることから始めていくのがいいと思います。

例えば、咀嚼回数を増やす工夫をしてみる。

食物繊維が豊富な野菜を取り入れて、よく噛んで食べるとか。
一口サイズを少し大きめに切って調理し、よく噛むようにするとか。

消化しやすいように細かく刻んだり、ドロドロにした食事は、噛まなくても飲み込みやすいため逆効果です。

または、食事の初めの一口だけは必ず30回噛んでから飲み込む、というルールを決めて食べてみるのもいいですね。

咀嚼は、30〜50回が良いとされています。

これは子どものうちから習慣づけておくことが大切で、無理なくできると思います。

お子さんのいる方は、
ぜひお子さんと一緒に食事をする時に、咀嚼回数を増やす工夫をしてみてください。

本当に、咀嚼は一生の宝です。

食べものは、自分の体をつくります。

それをより良いものにするためのひとつとして、咀嚼は本当に大切だというお話でした(^ ^)

*裏メニューで、胃下垂を治す施術も行っています。
本気で自分の体と向き合っていける方に、ご提供しています。

興味のある方は、ご相談ください。

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