暑い夏には、冷たいものが食べたくなりますよね。
冷たいけれど、体に必要な栄養をしっかり摂れて美味しく食べられる、冷や汁はいかがですか?
サバ缶を使うので簡単、お手軽です。
ただ、美味しくするためのひと手間と時間はかけます。
簡単な料理こそ、愛情を込めて作ってくださいね(^^)
〈材料〉作りやすい量
サバ缶 1/2個分(汁は捨てる)
味噌(サバの重さの2倍の分量)
ミネラルウォーター、または白湯(水を沸騰させて、60〜50℃くらいに冷ましたもの)適量
生姜 ひとかけ(おろす)
大葉 10枚(千切り)
みりん 適量(味噌がしょっぱい場合、みりんで調整する)
いりごま 適量
キュウリ 適量(薄くスライス)
白飯 または、素麺
〈作り方〉
*初めにお湯を沸かす。沸いたら、そのまま冷ます。(ミネラルウォーターを使う場合は、沸かさなくてよい。)
①ボウルにおろした生姜と汁を捨てたサバ缶の中身を入れ、フォークで潰しながら混ぜる。
②千切りにした大葉の半量を①に加えて、さらに混ぜる。
③②に、サバの重さの2倍量の味噌を加えて混ぜる。味見をして塩気が強いようなら、みりんを加えて混ぜ込む。
④③にいりごまを加えて、さらに混ぜる。
⑤④をアルミホイルを敷いた小さめのバットに流し入れて、表面が平らになるようにゴムベラでならす。
⑥⑤を魚焼きグリルで焼く。
火加減は弱火で、味噌の表面に軽く焦げ目がつくまで焼く。(味噌は焦げ目がつきやすいので、こまめにチェックする。)
⑦⑥が焼けたら食べる分だけボウルに入れて、ミネラルウォーターか白湯で溶かす。(一人分は約大さじ1の味噌を目安に溶く。溶いたら味見をして、塩分を調整する。白飯を入れるので、少し濃いめがよい。)
⑧⑦を冷蔵庫に入れて、冷やす。
トッピングのキュウリを、薄くスライスする。
⑨⑧が冷えたら、キュウリを加える。
温かい白飯の上からかけて、千切りにした残りの大葉をトッピングする。
*好みで、豆腐を入れても美味しい。
豆腐はよく水気を切り、手で粗く潰す。
キュウリを入れる時に、一緒に入れる。
*白飯の代わりに、素麺を入れて食べても美味しい。
〜美味しくなるポイント〜
⑥で味噌に軽く焦げ目をつけると、香ばしい香りがついて美味しくなる。
(魚焼きグリルがない場合は、オーブンやオーブントースターで代用する。)
・味噌は、風味の良いものを使うとより美味しくできる。
・冷や汁は、しっかり冷やした方が美味しい。
・トッピングの薬味や野菜をアレンジしてもよい。
(梅干・ミョウガ・ネギなど)
⑦で溶かす際に、味噌の量が多すぎるとしょっぱくなってしまうので、1人分は約大さじ1〜…と、加減すること。味噌汁をつくる要領で。
*保存をする場合は、⑥の焦げ目がついた状態のものを密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する。